こんなお悩みありませんか?
WEB系の求職者支援訓練を考えているけど、どんなことが学べるのかな?
就職先はどんなところなのかな?
半年間WEB制作の求職者支援訓練を受けた私が、授業内容と就職についてお答えします。
記事を読めば求職者支援訓練の具体的な内容が分かります。
数ヶ月間通う訓練校ですので、授業内容も知って検討材料にしてください。
WEBプログラマー育成の求職者支援訓練でできるようになること
6ヶ月の訓練を終える頃にはゼロからWEBサイトを作ることができるようになります。
訓練校では大きく下記5つについて学ぶことができました。
- ネットワーク、プログラミングについての基礎知識
- Adobeイラストレータ、フォトショップXDの操作
- HML,CSS,JavaScript
- データベース、PHP
- WordPress
それにプラスして、授業内で就職対策の時間も設けられています。
また、現場で働く方を招いて、お話を聞く機会も数回ありました。
私は実際に6ヶ月間通い、知り合いの飲食店のHPを完成させることができました。
あなたも訓練を修了する頃にはゼロからWEBサイトを作れるようになります。
具体的な授業内容6項目をご紹介
私が通っていた訓練校の授業内容を6項目に分けてご紹介します。
訓練を検討しているあなたは既に独学でWEB制作やプログラミングについて勉強中かもしれません。
訓練の具体的な内容を知って、私がWEBサイトをゼロから作ることができるようになった手順を知っていただければと思います。
ネットワーク、プログラミングについての基礎知識
PCを扱ううえでの基礎知識を座学メインで学びます。
- コンピューターの仕組み
- ネットワーク
- ウィルス
- フローチャート
- プログラミング言語の種類など普段なんとなく使っていたものの仕組み
などを詳しく知ることができます。
特にフローチャートの作成はプログラミング思考のベースとなる部分の考え方になりますので、後々の授業内容を理解するためにも重要な内容でした。
実際にはうるう年の計算方法やBMI値の算出から肥満か否かの結果を出すなどはJavaScriptやPHPの授業の時にも行ったくらいですので、ここのフローチャートをしっかりと身につけていればプログラミング学習をスムーズに進めることができると思います。
Adobeイラストレーター、フォトショップ、XDの使用方法
WEBデザインには欠かせないAdobeのソフトを使用しながら練習していきました。
- イラストレーター
- フォトショップ
- 写真加工
- 色彩、配色ルール
Adobeのソフトは慣れれば便利なソフトですが、初めのうちは高機能すぎて使いこなせませんでした。
イラストレーターでアンパンマンのキャラクターをトレースしてみるという課題でも苦戦するほどです。
WEBデザイナーを目指す方はもちろん、コーダーもソフトの使い方には慣れておく必要がありますので、基本的なことは学習しておく必要があります。
また、デザインは感覚やセンスではなく、配色のルールや配置のルールにノ則って仕上げることが重要だと学ぶことができ、センスがなくてもWEBデザイナーを目指すことは可能だと知りました。
HTML、CSS、JavaScript
静的なWEBページのコーディングについて実際に手を動かし、コードを書きながら学習していきます。
教科書として使用した本に沿って、各自同じWEBサイトを完成させていきました。
1つのWEBサイトを作りながら、いろんな知識を学んでいき、補足的に講師が質疑応答に対応したり、講義を行ったりしていました。
シンプルな1枚のWEBページですが、ひとつづつ順番に作成していき、まずは完成させることでできることがわかるようになります。
この学習後にそれそれオリジナルのWEBサイトを作る時間を1週間ほど設けてありました。
これまでのデザインとコーディングの知識にプラスして、いろんなサイトを研究して、各自新しい手法を取り入れて発表しました。
データベース・PHP
データベースはエクセルのような感覚で学んでいましたが、後々PHPと連動していくことで、世の中のサイトの仕組みがわかるようになります。
PHPはプログラミング言語の一つですが、ここから本格的にプログラミングを学習していきます。
サイトへの訪問回数を表示するページやランダムに席替え表を作ったり、成績を入力して一覧を表示、並べ替えなど、データを入力したものを使用して表示させるといった動的なサイトん部分を学習しました。
WordPress
最後の講義はWordPressでした。ブログをやっている方などには身近ですよね。
誰でも簡単におしゃれなサイトが作れてしまうイメージですが、PHPで作られています。
オリジナルなサイトを作るためにテーマファイルなどWordPressの管理画面ではない部分を学習していきました。
できることはたくさんありますが、ルールに沿って記述するなど複雑な部分もあり、簡単に利用できるプラグイン がすごいものだと実感しました。
最終課題:グループでのWEBサイト制作
訓練は最終的に1つのWEBサイトを作り上げることで総仕上げとなっていました。
訓練生7名で企画からデザイン、コーディングまでを3週間ほどかけて仕上げます。
一見簡単そうな企画部分も難航しました。
また、グループでの制作はコーディングのルールやバージョン管理など一人で作っていては経験できないことを学ぶことができます。
これは就職した場合も役立つ経験だったと感じています。
訓練期間中の就職支援
求職者支援訓練は就職を目的とした訓練ですので、もちろん就職へのサポートはしっかりしています。
半年間の訓練期間中に3回の個別キャリアコンサルティングがありました。
その際に就職活動の状況や地元の求人情報、状況などを相談することができました。
また、就職支援の一環として、外部の現場で働く方からお話を聞く機会が授業中に2回ほどありました。
卒業時に就職が決まっていたのは7名中2名ですが、授業後に履歴書の添削などもしてもらえます。
面接も模擬面接を授業で行うので本番の練習になりますよね。
訓練終了後も個別相談は随時行ってくれますし、学校側も就職を全面的に応援してくれます。
書類の添削や模擬面接、特に地元企業のそれぞれの面接対策は過去の訓練生からの情報から教えてくれるのでとても役立ちます。
まとめ
今回は私が実際に6ヶ月間受講した求職者支援訓練の授業内容について体験談をお伝えしました。
WEBサイトの制作に関係する訓練の受講を考えているあなたに実際の訓練での授業内容を知ってもらいコース選択の検討材料としてください。
数ヶ月学校に通って訓練を受けることになりますので、希望する就職につながるよう、また、途中退校することのないよう慎重にコースを選ぶべきです。
実際に私の通っていた訓練校のクラスメートは最終的に半分のなりました。理由は様々ですが、訓練内容についていけないなどの理由で退校する方もいました。
自分の貴重な時間を過ごす場ですので訓練内容を知って、コースを検討しましょう。